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まず自分の気持ち、そして家族の気持ちを再確認 |
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そんなに深刻に考えなくてもいいんですよ!(笑)ハワイで子供を生みたいと漠然と思う気持ちだけでも十分です。でもこれだけは、大切なこと。「でもやっぱり・・・と思う自分の心の中の声」と「ハワイで・・」とどちらが強いか、そしてご家族の気持ちをもう一度確認してください。ご自分の気持ちとご家族の気持ちの方向性が同じであること、出産は「チームワーク」が大切ですから。 |
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アメリカ合衆国の定める規則を守って、正しい出産を |
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「アメリカという国を愛する者」をどこまでも寛大に受け入れてくれるこの国も、近年続く同時多発テロなどの心無い行為によって、その受け入れ態勢も変化しつつあります。それは仕方のない、当然のことといえますね。それに伴って米国移民法も現在改正されつつあります。この国で子供を出産すること、すなわちそ子供は自動的にアメリカの国籍を得ることになるわけです。しかし、アメリカ合衆国としても不必要に、他国に所属するアメリカ人を増やすことを肯定しているわけではありません。その部分を「再認識」してください。また旅行者としての中期、長期滞在者には、滞在ビザの有効期限という大きなルールがあります。限られた時間の中で、出産という一大イベントを、いかに手際よくこなしていくか?途中退去、再入国拒否など、最悪の事態を招かずに成功させること、それはプロの手によってのみ成し得ることです。事前の念入りな打ち合わせを十分に行うことが大切です。 |
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ご自分の体調、胎児の状態をしっかりと把握する |
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すでに通院してらっしゃる方は、ご本人及び胎児の現在の状態を、先生と正確に確認してください。例えばすでに帝王切開が決まっている、胎児の状態が特殊であるなど、現在の状況を細かく事前にこちらにお知らせいただくことが必要です。また、それによって、入国の時期も調節しなくてはいけません。こちらへいらしてからでは対処が間に合わない、あるいは必要以上に出産費用がかさむ、また滞在期間内に終了しない場合、などさまざまです。まず、先生とよく相談してください。納得がいかない場合は、聖路加病院などの大きな病院に再度相談してみることもお勧めいたします。 |
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費用の概算を算出する |
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基本的にこちらの病院、ドクターの費用は、保険のない患者さん扱いとなります。しかしありがたいことに、保険のない患者さんに対する割引処置をしてくれる病院もあります。また、日本に帰国されてからの社会保険による控除の適用、プライベートな海外保険、さらに地域によって違いがあるかとは思いますが、県や市が定める助成金の配布など、出産費用を補助していく手段はたくさんあります。あなたご自身が、日本で受けることのできる保険や制度をご準備した上で、後述の「概算予算」の項目をご覧ください。 |
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スケジュールを決定する |
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まず、妊娠何週目かをお知らせください。また、現在の母子の状態を正確にご連絡ください。医師と相談の上、入国時期をご連絡いたします。滞在期間は入国日から90日間です。いかなる理由があっても現在のアメリカ移民法においては、この日にちを観光ビザの状態で一日でも延長することは、ドクターからのエクスキュースレターをもってしても、不可能です。 |
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ドクターを選定する |
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こちらで出産をする場合、産婦人科医を決めると同時に、生まれた瞬間からお世話になる小児科医を決めることも必要となります。ご希望の先生のタイプをお知らせください。(例:女医さん、日本人、日本語がわかるなど)特にない場合は、このようなケースをより頻繁に扱われておられるベテラン医師を、こちらからご紹介させていただきます。いずれも日本語が話せる優秀な先生方です。 |